副業を始めようと思ったとき、多くの人が最初に迷うのが「どのプラットフォームを選べばいいのか?」という点です。
ブログ、YouTube、X(旧Twitter)、TikTok、そしてInstagram。
どの媒体にも特徴がありますが、最初に複数を同時にやろうとすると、ほぼ確実に挫折します。
理由はシンプルで「慣れていないことを同時にやると、エネルギーが分散してしまうから」です。
だからこそ、まずは自分に合った1つを選び、そこに集中することが大切です。
そして僕の結論から言うと「初心者の最初の一歩はInstagramがおすすめ」です。
主要なプラットフォームの特徴
比較のために、主要なプラットフォームの特徴を簡単にまとめてみます。
- ブログ:
検索流入で長期的に読まれる強みがある。ただし成果が出るまで半年〜1年かかることも多い。 - YouTube:
動画は資産性が高く、再生され続ける。ただし撮影・編集のハードルが高く、継続が難しい人も多い。 - X(旧Twitter):
拡散性が強く、一気に広まる可能性がある。ただし投稿が流れるスピードが速く、消耗もしやすい。 - TikTok:
短尺動画の拡散力が圧倒的。ただしエンタメ要素が強く、自分のジャンルによっては合わない場合がある。 - Instagram:
画像・動画・文章を組み合わせられ、検索・拡散・ストックの全てに対応可能。暮らし系や学び系との相性が非常に良い。
こうして見ると、どの媒体にも強みと弱みがあります。
ただ、副業初心者にとって重要なのは「スタートしやすく」「続けやすい」こと。
その点で僕はInstagramを推しています。
なぜInstagramがおすすめなのか
僕がInstagramをおすすめする理由は大きく3つあります。
- 1:画像・動画・文章を自由に組み合わせられる
→写真だけでもいいし、文字を中心にしてもいいし、動画で表現することもできる。表現の幅が広く、自分のスタイルに合わせやすいです。 - 2:検索と発見の両方で人に届く
→リールは新規の人に届きやすいし、ハッシュタグや保存されやすい投稿は検索からも読まれる。拡散性と資産性のバランスが取れています。 - 3:暮らしや学びの発信と相性が良い
→実際にInstagramには、料理・掃除・お金管理・ミニマリズム・ライフハックといった「暮らし系ジャンル」の成功者が多い。フォーマット的に、日常を切り取る発信と相性がいいんです。 - 4:ロールモデルが探しやすい
→例えば「ミニマリスト」というハッシュタグで検索をかければ、色んなアカウントが出てきますよね。つまり、どんな内容が良く見られるのかが一発でわかるというのが、非常にメリットです。
僕自身もInstagramを選んでよかったと思っています。
理由は「暮らし」というテーマが、写真やリールを通して自然に伝わりやすかったからです。
また、僕の場合は「イラスト」というのがあったため、ビジュアルで魅せやすいInstagramは相性がよかったとも言えます。(写真もまさに相性よしです)
僕の体験談:最初にブログから始めて挫折した話
実は、最初はブログから始めました。
当時、ブログが流行っていたということもあり、毎日更新を100日続けてみたりした時期もあります。
ただ、企業の記事が多くなり、次第に埋もれていきました。
正直「こんなに頑張ってるのに、誰も見てくれない…」と心が折れそうになったことを覚えています。
そこで気分転換にInstagramで投稿をしてみたんです。
すると、最初の数日でいいねやコメントがもらえた。
「読んでくれる人がいるんだ」と思えたことで、一気にモチベーションが戻ったんです。
もちろん、すぐに収益になるわけではありません。
でも「反応がもらえる」ことは、継続において何よりも大きなエネルギーになると実感しました。
プラットフォーム選びで一番大切なのは”継続”
ここで強調したいのは「どのプラットフォームでも成果を出している人は、継続している人」だということです。
あのYoutuberのHIKAKINさんでさえ、Youtubeの更新はやめず、さらに別のプラットフォームも活用して、発信活動を継続しています。
つまり「どこを選ぶか」以上に「続けられるかどうか」が分かれ道になります。
初心者のうちは「反応がある」ことが、継続のエネルギーになります。
その点で、いいねやコメントがもらいやすいInstagramは、やはり有利だと思います。
インスタなんて今から遅くない?
よく「Instagramはもう飽和しているんじゃないか?」と聞かれます。
でも、これは誤解です。
確かにフォロワー数が多い人は目立ちますが、ジャンルや切り口を工夫すればまだまだ新しく参入できます。
- 暮らし×一人暮らし
- お金×OL視点
- 朝活×ミニマリズム
このように「掛け合わせ」をするだけでも差別化できます。
むしろ、今の時代は「大きなフォロワー数」よりも「小さくても濃いコミュニティ」でも収益化可能です。
なので、ジャンルをしっかり絞りましょう。
Instagramを始めるときのポイント
具体的に始めるときは、次のことを意識してください。
- テーマをひとつに絞る(例:暮らし、お金、習慣など)
- 週に1〜2回の投稿からスタートしてOK
- まずは「過去の自分に伝えたいこと」を発信する
- 完璧を目指さず、とにかく続けることを優先する
特に「完璧じゃないと投稿できない」と思う人が多いですが、それが一番の落とし穴です。
僕も最初は「画像がダサいかも」と不安でしたが、それでも投稿を続けているうちに慣れてきました。
下記は当時のイラストとデザインです⇣

正直今となっては恥ずかしいですが、これが当時の僕の全力でした。
泥臭く続けていく、これが一番の近道です。
まとめ:Instagramで“続ける力”を育てよう
どのプラットフォームを選ぶかは、正直どれでも成果を出す人は出しています。
でも「初心者が最初の一歩を踏み出すならInstagram」が最適だと僕は思います。
理由は以下の通りです。
- 反応が得られやすく、継続のエネルギーになる
- 暮らし・学びジャンルとの相性が良い
- 表現方法が自由で、自分のスタイルに合わせやすい
最初の一歩は「続けられる土台を作ること」。
そのための環境として、Instagramはとても優れています。
まずはInstagramから始めて「続ける力」を育てましょう。
それが、将来的にブログやYouTubeへと広げるときにも、大きな武器になります。
