僕たちは働くとき、どうしても「お金を稼ぐこと」ばかりに目がいきがちです。
でも実際は、お金以上に大切な資産があります。それは「時間」です。
時間は誰にとっても平等に1日24時間しかありません。
そして、どれだけ頑張っても「増やす」ことはできない。
だからこそ、時間をどう使うかで人生の豊かさは大きく変わっていきます。
お金は失っても働けば取り戻せます。でも、時間は二度と戻ってこない。
この事実に気づいたとき、僕は「お金を稼ぐこと以上に、時間を稼ぐことが大事なんだ」と強く実感しました。
僕が「時間を稼ぐ」ことを意識したきっかけ
22歳の頃、2時間睡眠で働いていました。
夜遅くまで仕事して、休日もパソコンを開いて……そんな日々を続けていたら、心も体もどんどん疲れていったんです。
そしてある朝、「体が動かない」という状態になってしまいました。
となると、働けないので収入はゼロに。「収入の柱=自分自身」になっていたためです。
そこから僕は「自分が働き続けなくても回る仕組み」を意識するようになりました。
これから長い人生、どんなことがあるかわかりません。
なので、この不安をなくすには、まず「時間を稼ぐ」ことが必要だったんです。
時間を稼ぐとはどういうことか?
「時間を稼ぐ」とは、単純にサボることや、仕事を減らすことではありません。
本来やらなくてもいい作業を手放したり、自動化や外注で代わりにやってもらったりすることで、自分の大事な時間を取り戻すことです。
- 同じ作業をAIに任せる
- 単純作業はツールを使う
- 優先順位の低いことは思い切ってやめる
こうやって「自分じゃなくてもいいこと」を減らしていくと、自分が本当に力を注ぎたいことに時間を使えるようになります。
そして、この「余白の時間」こそが、新しい収入を生み出すための土台になるんです。
なぜ時間が収入につながるのか
収入を伸ばすとき、多くの人は「もっと働かなきゃ」と考えます。
でも、それは長期的にはとても危険です。なぜなら、働ける時間は限られているからです。
一方で「時間を稼ぐ」ことができれば、その余った時間をこんなことに投資できます。
つまり、時間を稼ぐことは「将来の収入の基盤」を作ることなんです。
時間を稼ぐ=自分を大切にすること
「時間を稼ぐ」と聞くと、効率化や生産性の話だと思うかもしれません。
でも実際は、自分を大切にすることなんです。
- 疲れきった体で無理に働くより、休んで元気な状態で取り組む
- 自分の未来のために学ぶ時間を作る
- 家族や大切な人と過ごす時間を守る
これらはすべて「お金では買えない価値」。
20歳から働き始めた僕は、約60歳まで働くとした場合、40年も仕事をするんです。
だからこそ、今から種まきをしつつ、改善する必要があります。
時間を稼ぐ意識がなければ、すぐに「作業」に追われて失ってしまうんです。
あなたに問いかけたいこと
ここでひとつ、読んでいるあなたに問いかけたいです。
もし「時間が足りない」と感じているなら、それは「お金を稼ぐ仕組み」以前に「時間を稼ぐ仕組み」が必要だというサインかもしれません。
まとめ:時間は収入の土台になる
- お金以上に大事なのは「時間」という資産
- 時間を稼ぐ=自分がやらなくてもいいことを手放すこと
- 余った時間をスキルアップや仕組みづくりに投資することで、未来の収入が広がる
- 時間を大切にすることは、自分や家族を大切にすることでもある
僕がここで伝えたいのは、「働く=時間を削る」という”誰かの当たり前”から抜け出してほしいということです。
「時間を稼ぐ」ことこそが、本当の意味で収入を伸ばす土台になる。
そう気づいたとき、働き方も暮らし方も大きく変わっていきます。
