お金の余白をつくると聞くと、「もっと稼がなきゃ」と考える人が多いと思います。
僕も昔そうでした。たくさんアルバイトをやったり、残業を増やしたり。
でも、結局は体力も気力も削られて、心もお金も余裕がないままでした。
そこで気づいたのが、「まずは出ていくお金を減らす」という考え方です。

特に、毎月自動的に出ていく固定費と、気づかないうちに使っている浪費。
ここを減らすだけで、自然に余白が生まれるんです。
稼ぐことよりも先に、「出ていくお金を減らすこと」が余裕をつくる一番の近道なんです。
固定費を見直す=自動で余白を生む
固定費は、毎月決まって出ていくお金のことです。
例えば、こんなものがあります。
- 家賃
- 保険料
- サブスク(動画、音楽、アプリなど)
- 通信費(スマホ、Wi-Fi)
- 光熱費(電気、ガス、水道)
僕自身、最初にやったのは「サブスク整理」と「スマホ代の見直し」です。
昔は、スマホ代、Netflix、Spotify、Kindle Unlimited、クラウドストレージ…と気づけば月1万円以上払っていました。
でも、冷静になって考えてみたら、本当に必要のは1つか2つだけ。
解約してみると、月5000円以上が浮いたんです。
そして全体的に出ていくお金を見直したことで、月6万円以上の余裕が生まれました。
大事なのは、「一度見直せば、毎月自動で余白が増えていく」こと。
努力も我慢も必要ありません。まさに仕組みで豊かさをつくる第一歩です。
浪費を減らす=気づきの習慣を持つ
次に大事なのが浪費です。浪費は「必要ないけど、つい使ってしまうお金」。
例えば、
- コンビニで毎日買うコーヒーやお菓子
- 気分で買って結局読まない本
- いつ使うのかわからない便利グッズ
僕も昔は「ご褒美だから」と言って、コンビニお菓子を買っていました。
1回500円としても、月に1万円以上。
浪費をゼロにする必要はありませんが、スーパーで買っておけばそこまでいかないでしょう。
すべてを無駄だからやめようという話ではありません。
本当に必要かどうかを「自己判断」できるようになる、という話です。
「何となく」ではなく「本当に必要?」と立ち止まってみる習慣を持つと、それだけで無駄遣いが減っていきます。
自分が汗水かいて頑張って稼いだお金。大切に使うからこそ、豊かさが増してきます。
仕組み化のポイント
ここで大切なのは、「我慢」ではなく「仕組み化」です。
我慢に頼ると続かないからです。
例えば、
- 使っているサブスクを書き出し、使う頻度が少ないものから解約する
- スーパーに行く時は、必要なものだけをメモしていく
- 使ったお金はアプリ管理し、いつでも見れるようにしておく
僕は食費系は「ワンバンク」に変えてから、「今月もうこんなに使ってるのか」とすぐ気づけるようになりました。
楽することは決して悪いことではありません。
小さな変化が大きな余白を生む
固定費や浪費を減らすと、最初は「ちょっとしか浮かなかった」と感じるかもしれません。
でも、その「ちょっと」が積み重なると、数ヶ月で数万円、1年で数十万円になります。
僕は最初の1年で固定費・浪費を見直しただけで、貯金が100万円増えました。
それまで貯金ゼロだった僕にとっては、人生が変わるほどの大きな余白だったんです。
お金の余白は、未来の選択肢を広げます。
旅行に行ける、学びに投資できる、働き方を変える挑戦ができる。
すべては、日々の仕組みの積み重ねなんです。
まとめ
まとめると↓
- 固定費は「一度見直せば、毎月自動で余白が生まれる」
- 浪費は「気づきの習慣」でコントロールできる
- 我慢ではなく「仕組み化」で減らすことが大事
小さな積み重ねが大きな未来の余白につながります。
ここまで読んで、「自分の固定費・浪費、書き出してみよう」と思えたら、この3-1の目的は達成です。
次に進みましょう!
