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下記の記事で、僕が浪費家から脱却できたのは、物理的な断捨離の前に「心の断捨離」が必要だったからだとお話ししました。

心の整理の次に、僕が取り組んだのは「究極のモノの断捨離」です。

それが、世間では少し極端に思われるかもしれない、服を「一着だけ」にした生活でした。

記事の信頼性

僕は以前、服が溢れた部屋で、何を着るか悩む日々でした。しかし、うつ病を経験し人生を見直す中で、「服は本当に一着で十分なのか?」という疑問にたどり着いたんです。

実際に服を一着だけ残して生活した経験から、「モノが減ると、時間と心にどれほどの余白が生まれるか」を体感しました。

この記事では、この極端な挑戦で僕が得た「5つの真実」と、それをあなたの暮らしにどう活かせるかをお話しします。

なぜ、僕は服を「一着だけ」にしようと決めたのか?

なぜ、僕は服を「一着だけ」にしようと決めたのか?

「一着だけ」と聞くと、多くの人が「不便じゃないの?」「洗濯はどうするの?」と疑問に思うかもしれません。

僕がこの極端な行動に出たのには、当時の状況と「逆算思考」が関係していました。

1-1. 服を選ぶ「判断疲れ」からの逃避

当時の僕は、心身ともに疲弊していました。少しでも心のエネルギーを節約したかったんです。

  • 服の山からの解放:
    散らかった部屋の中でも、特に判断を要求されるのが服でした。毎朝「何を着るか」を決めるのが、すでにストレスになっていたんです。
  • 脳のエネルギー節約:
    「今日は何を着よう」という小さな決断をすべて手放すことで、脳のエネルギーを本当に大切なこと(心身の回復や人生の目標)のために使いたいと考えました。

「一着生活」は、僕にとって「判断疲れ」から逃れるための最終手段だったんです。

1-2. 理想の暮らしへ逆算して見えた真実

僕の「理想の暮らし」は、「お金の心配がなく、イラストを描いて過ごす時間がある状態」です。

ここから逆算したとき、「服選びに時間を使うことは、僕の理想とは真逆の行為だ」と気づきました。

逆算思考の結論
イラストを描く時間を確保するには? → 服を極限まで減らし、「着るものに悩む時間」と「服の管理時間」を断捨離する

このやることが明確になったことで、「一着だけ」という極端な手段でも、迷いなく実行できました。

服一着生活で僕が得られた5つの真実

服一着生活で僕が得られた5つの真実

不安と期待の中で始めた一着生活ですが、そこで得られたことは、予想以上に大きな人生のきっかけでした。

真実①:誰にもバレない、誰も気にしない

これが最も大きな気付きでした。

「毎日同じ服を着ていると、周りに何か言われるんじゃないか?」という不安は、完全に僕自身の思い込みでした。

周りの反応:
誰も僕の服装について何も言ってきません。気にしていない、あるいは気がついていないことがほとんどでした。

これにより、「他人の目を気にすること」というノイズが減り、自分軸で生活できる自信がつきました。

真実②:洗濯の手間が「ゼロ」になる

洗濯の手間は、服の枚数が多いほど増えます。

しかし、一着だけだと考え方が変わります。

  • 夜の習慣化:
    夜、お風呂に入ってる間に服も洗っておく
  • 「溜め込む」習慣の断捨離:
    洗濯物を溜め込むことが物理的に不可能になるので、「週末にまとめて片付けなければ」というストレスから解放されました

真実③:お金が貯まる

服を買わなくなるので、当然ながら出費が激減しました。

浪費から投資へ

「服にかかっていたお金」が、「貯金」や「本当に必要な本や教材などへの投資」に回せるようになりました。

服にお金を使わなくなったという事実は、僕が「理想の暮らし」へ着実に近づいている証拠となり、大きな心の満足感につながりました。

真実④:モノへの執着心が消える

究極の選択を経験すると、モノへの考え方そのものが変わります。

「必要」と「欲しい」の区別:
「一着で生活できる」と知ると、他の服はすべて「必要ではないもの」だと明確に理解できるようになります
感謝の気持ち:
残した一着を本当に大切に扱うようになり、モノへの感謝の気持ちが生まれました

真実⑤:時間が劇的に増える

最も大きな収穫は、時間と心の余白です。

  • 朝の時間が自由になる:
    服選びの時間がゼロになり、朝の貴重な時間をイラストのアイデア出しや散歩に使えるようになりました
  • 思考の集中:
    脳のエネルギーが節約されたことで、以前よりも集中してイラストを描くことができるようになりました

これは、僕が「理想の暮らし」に近づくための、最も大切な手段だったと思います。

あなたの暮らしに「一着生活」の教訓を活かす方法

あなたの暮らしに「一着生活」の教訓を活かす方法

僕の「一着生活」は極端な例ですが、その教訓はあなたの暮らしにも必ず活かせます。

3-1. 服の枚数ではなく「ルール」を絞る

あなたが「一着だけ」にする必要はありません。代わりに、「服のルール」を絞ってみてください。

今すぐできるルール絞り込み
  • 色を絞る:
    ベースカラーを黒、白、グレーなどに絞り、色合わせで悩む時間を断捨離する
  • 型を絞る:
    「この形のTシャツしか着ない」「このブランドのパンツしか買わない」と決め、選択肢を減らす

こうしてルールを設けるだけでもかなり変わります。

3-2. 「最高の服」を大切にする暮らしへ

一着生活で僕が学んだのは、「本当に良いモノを大切に使う喜び」です。

服の数を減らすほど、一着一着の手入れに時間と愛情をかけられます。

これは、「量より質」という理想の暮らしに繋がる大切な考え方です。

服以外にも、靴で言えば、革靴を磨くようになりました。

大切にする意識を変えてくれる小さな習慣です。

心の雑音を減らし、人生の主導権を取り戻す

心の雑音を減らし、人生の主導権を取り戻す

服を「一着だけ」にした生活は、僕にとって「人生の主導権をモノから取り戻す」ためのある意味戦いでした。

モノの管理に使っていた時間やエネルギーを、すべて「心から好きと言えるイラストを描くこと」という理想の目的に使えるようになったんです。

もしあなたが今、何かに追われているように感じるなら、ぜひ服の数を減らして、心に生まれた「スペース」に意識を向けてみてください。

きっとそこから、あなたの「本音」と「本当に描きたい理想の暮らし」が見つかってきます。