理想の暮らしを叶える場合、外側だけを整えても、穏やかな暮らしにはならないでしょう。

もう一つ大切なのは、メンタルです。

僕はちょっとのことで、すぐに疲れてしまったり、人の言動を見て色々考え込んでしまったりと、メンタルが崩れることがたくさんありました。

そんな僕が生きづらさを感じていながらも、徐々に改善し、環境を整えていけたのは、この記事で紹介する3つの習慣です。

「環境を整える」と聞くと、部屋を片付けたり、スケジュールを整理したりといった“目に見えるもの”を思い浮かべがちですが、実は「心の環境」を整えることも同じくらい重要です。

ストレスがたまると、判断力が鈍る
例えば…

モヤモヤした気持ちのままでは、行動に移せない
頭の中が散らかっていると、やるべきことに集中できない

心の状態が乱れると、理想の暮らしを目指すどころか、日常の些細なことですら重たく感じることがあります。

その影響で「また明日やろう…」と先延ばしをしてしまっては、いつまで経っても「理想の暮らし」には辿り着けません。

そこでこの記事では、無理なく「心の余白」を作り、メンタルを整えるための習慣を3つ紹介します。

① 頭の中を「見える化」する(モヤモヤを減らす習慣)

考え事が多すぎて、頭の中がゴチャゴチャすることはありませんか?

  • やるべきことが多くて、どこから手をつければいいかわからない
  • 考えすぎて疲れてしまい、行動できない
  • モヤモヤがあるけど、何が原因かわからない

こうした状態が続くと、気持ちが落ち着かず、ストレスが溜まりやすくなります。

そんな時におすすめなのが「書き出す」ことです。

実際このやり方は5章でも解説していますが、僕が実践しているのは、「朝日記」。

ちなみにサポート生さんにも、必ず朝日記を書いてもらっています。

実践方法
  • 起床後、椅子に座りノートを開く(コピー用紙でも可)
  • 今頭の中にでてきた言葉たちを書き出す

たったこの2ステップです。

ちなみに夜日記はどうか?という意見もあるかもしれませんが、まずは朝日記をおすすめします。

なぜなら、頭が起きている状態だと、あれこれ考えてしまって「本当に思っていること」が書き出せないから。

朝の場合、頭が起きていない状態だと、余計なことを考えずに書き出すことができます。

ただ、この時以下の点に注意してください。

実践アイデア
  • ネガティブな言葉が出てもポジティブな言葉で終わる
  • 綺麗に書かず、殴り書きで書く
  • 頭の中にでてきた言葉をそのまま書く

「思考を書き出すこと」を意識してください。

これを習慣にしたら、毎日騒がしかった頭の中がスッキリし、行動的になれました。

② 「余白の時間」を意識的に作る(リラックスの習慣)

忙しい日々の中で、気づいたら1日が終わっている…そんな経験はありませんか?

予定やタスクを詰め込みすぎると、心が休まる時間がなくなり、ストレスが蓄積されてしまいます。

特に、何かを達成しようと頑張っていると、

「もっと頑張らなきゃ」「時間をムダにしちゃいけない」

と思いがちですが、実は「何もしない時間」こそがメンタルを整える鍵になります。

以下を実践してみてください。

実践方法
  • 1日の中で10分間何もしない時間を作る
  • 1ヶ月の中で最低1日何もしない日を作る

何もしないとは、普段行っている「家事・仕事・人付き合い・勉強」などの、能動的なものです。

また「音楽を聞かない」や「本を読まない」など情報から離れるのもおすすめ。

僕の場合、スマホを家に置いて、30分くらいゆっくり散歩をしたりしています。

また1日何もしない日の場合は、流石にスマホを触らない、本を読まないなどはないですが、料理をゆっくり作ったり、ただただアニメを見たりと「普段とは違う」毎日を過ごすことが多いです。

こうして積極的に「余白」を作ることで、焦りや不安がなくなっていきました。

「何かしなきゃ」と思いすぎず、ただ“何もしない”時間を作るだけでOKです。

この「余白の時間」があるだけで、気持ちに余裕が生まれ、ストレスが軽減されていく実感があるはずです。

③ 小さな「達成感」を積み重ねる(自己肯定感を上げる習慣)

メンタルが不安定になる原因のひとつが「自信が持てない」「うまくいかない」という感覚。

実際、僕のインスタでは「自分に自信がありません」という相談が、今までたくさん届きました。

またその場合、以下のようなことが原因だったりします。

  • 完璧にできないと意味がないと思ってしまう
  • 頑張っているのに成果が出なくて落ち込む
  • 「自分はダメだな…」と自己否定してしまう

こんな時こそ「小さな達成感を積み重ねる」ことが大切です。

ここまで習慣の話はしましたよね?まさにそれです。

何か大きなことを成し遂げなくても、日々の小さな成功を意識するだけで、自分の中の「成功体験」が増えていきます。

成功体験が増えていくと、自信がどんどんついていきます。

下記は繰り返しになりますが、僕の場合は朝のうちに「達成感」を作っています。

実践方法
  • 朝は早めに起きる(6時台)
  • 水をレンチンして白湯を作る
  • その間に歯磨きやベッドメイキングを済ませる
  • 白湯をお供に朝日記を書く

こうすることで、自分の中での小さな達成感があり、自信につながります。

いかに「できた!」という感覚を作るかが大切です。

「自分を責める」のではなく「できたこと」にフォーカスすること。

小さな成功体験の積み重ねが、メンタルを安定させるカギになります。

メンタルは内部的に

この教科書をここまで読んだ方はもうお気づきかもしれません。

ここまでのあなたは、「自分で決めて行動」しています。

これがとても大切なんです。

現代は情報過多とも言われており、スマホを開けばありとあらゆる情報が一気に入ってきます。

その中で、この教科書に辿り着き、「理想の暮らし」などを自身で決め、1週間ロードマップも実践済み。

「変わらない自分」を人のせいにせず、自分が決めた道を進もうと努力しているんです。

この教科書の目的は「誰かではない、自分の暮らしを作る」こと。

すでに体現しているあなたは、メンタルしかり、自分軸がしっかり芽生え始めているので、自信を持って理想の暮らしに進んでいきましょう。

まとめ:心の環境を整えて、軽やかに生きる

  • 「書き出す習慣」で頭の中をスッキリさせる
  • 「余白の時間」を作り、リラックスする
  • 「小さな達成感」を積み重ねて、自己肯定感を上げる

メンタルを整える習慣は、どれも「簡単にできること」ばかりです。

でも、その積み重ねが「生きやすさ」につながります。

まずは、できることから小さな一歩から始めてみましょう!