世の中には「目標設定の方法」がたくさんあります。

でも、自己啓発本やSNSでよく見る「目標の立て方」をそのままマネしてもうまくいかないことがあります。

それはなぜかというと

本当にやりたいことではなく、”やるべき”ことになっているから

例えば、「毎日5時に起きる」という目標を立てたとします。

でも、本当は「ゆっくり朝ごはんを楽しむ暮らし」が理想なら、無理に早起きする必要はありませんよね。

目標を立てるときに大事なこと
「世間で良いと言われている目標」ではなく、
「理想の暮らしにつながる目標」を考えること

こう考えることで、「自分が無理しなくても、理想が叶う」状態になっていきます。

では、どうやって「理想の暮らしにつながる目標」を考えればいいかをまとめていきます✍🏻

理想の暮らしを叶えるための3つの目標設定のコツ

ここでは、目標を立てるときの3つのポイントを紹介します。

1.逆算思考で考える(ゴールからスタートする)

「目標を立てる」というと、多くの人が 今の自分を基準にして考えがちです。

今の自分を基準にしてしまうと、「ただの夢」で終わってしまいます。

そうならないためにも、ここでやるべきなのは「理想の暮らし」から逆算することです。

理想の暮らし
「海の近くの静かな場所で、のんびり本を読みながら暮らしたい」
逆算して考える
  • 海の近くの物件を探す
  • 移住費用を調べる
  • 生活費のシミュレーションをする
  • そのために必要な収入を決める
  • 副業 or 転職 or 資産運用の計画を立てる

このように、理想の暮らしをスタート地点として、そこにたどり着くためのステップを考えていきます。

2.目標には「数字」を入れる

「理想の暮らしを叶えたい!」と思っても、具体的な数値がないと実行しづらくなります

例えば…
  • ❌「自由な暮らしをしたい」
    →抽象的すぎて、どう行動すればいいかわからない
  • ⭕「年間200万円で生活できるように固定費を下げる」
    →具体的な数字があるので行動しやすい
理想の暮らし
「田舎に移住して、のんびり働きたい」
数字を入れた目標
「生活費を月10万円に抑えて、年収200万円でも暮らせる生活を作る」

数字が入ると、次に何をすべきかが明確になりますね!

仕事に関しても「年収300万円が安定する仕事をする」など、数字を入れることで、「何をすればいいか」が明確になります。

目標は「数字」で考えていきましょう!

3.目標は「一本の線をイメージ」で作る

「副業を頑張る」「筋トレを続ける」「読書を習慣にする」……

いろいろな目標を同時に追いかけると、結局どれも中途半端になってしまいます。

大事なのは、目標という点と点を、一本の線にすることです。

理想の暮らし
「海の近くの静かな場所で、のんびり本を読みながら暮らしたい」
目標
「引っ越し費用〇〇万円」「毎月〇万円貯金」「在宅ワーク」「物の見直し」

これらを「目標シート」に書いてみると下記のようになります。

目標はあくまで、あなたにとっての「理想の暮らし」に繋がるように考えます。

これを考えることで、「〇〇が終わったら〇〇をやる」と、次の行動に迷いがなくなるからです。

人生ゲームのように1マス1マスを意識して、目標を考えましょう。

目標を立てると自分が楽になる

目標を立てることによって、少し窮屈に感じることもあるかもしれません。

また、現実とのギャップで、果てしなく遠い道のりだということを考えてしまうかも。

ですが、一度考えてみてください。

これから先も「今のまま」でいいのでしょうか?

今のままが辛いから、変えようと思ったのではないでしょうか?

僕は挫折しそうな度に、このように考えていました。

あくまで目標は「過程」です。

学生の頃、大学や高校に行くと決めて、塾や家庭教師、教科書を読むなど「過程」があったからこそ、進学できたと思います。

誰のでもない、自分だけの暮らしを想像して、ワクワクしながら進めていきましょう!

まとめ:理想の暮らしに直結する目標を立てよう

  • 目標は「今やるべきこと」ではなく、「理想の暮らしにつながること」にする
  • 逆算思考で考える(ゴールから逆にたどる)
  • 目標には数字を入れる(具体的にする)
  • 目標は一本線をイメージする(あれこれやらずに1マスずつ)
  • まずは「小さな心地よさ」から見つけてみる

次の2-2では、具体的な目標の立て方について、さらに詳しく解説していきます!