前の内容の通り、「理想の暮らしを考えましょう」と言われても、「そもそも自分は何が理想なのか分からない…」と思ったかもしれません。

ですが、この記事に書いてある順番通りに進めれば、意外とサクッと出てきます。

理想の暮らしは 「どこかにある特別なもの」ではなく、すでにあなたの中にあるものだからです。

この記事では、「今の1日」と「理想の1日」を比較するシンプルな方法で、あなたの理想の暮らしを見つけていきます。

途中で「心地いい瞬間」に注目するステップも用意しているので、 やりたいことが思い浮かばない人でも、無理なく言語化できる ようになりますよ!

それでは早速、書き出してみましょう:D

1.「現在の1日と理想の1日」を書き出してみよう

まずは、 「今の1日のスケジュール」 を書き出します。

下記のシートを用意してください。

ここで重要なのは、自分の1日を客観的に把握することです。

①現在の1日の過ごし方を考える

今回は基本的な平日の1日で考えてみました。

書き出すポイント
  • 朝は何時に起きて、何をしている?
  • 昼はどんな気分で過ごしている?
  • 夕方から夜はどう過ごしている?
  • それぞれの感情は?
例:今の1日のスケジュール

6:30 起床、すぐにスマホをチェック(寝起きで意識がない)
7:00 朝ごはんを適当に済ませる(本当は余裕を持って食べたい)
8:00 通勤(満員電車で疲れる)
9:00~12:00 午前の仕事(疲れてるな)
12:00~13:00 ランチ(唯一のやすらぎ時間)
13:00~18:00 午後の仕事(定時で帰れるか)
19:00 帰宅、コンビニご飯(手作りご飯でも作りたい)
20:00~ スマホを見ながらダラダラ(本当は有意義に過ごしたい)
0:00 就寝(もっと早く寝たいな…)

このままシートの左側に書き出してみてください:)

このように、 何気ない1日でも細かく分解することで、以下のことがわかりました。

  • 自分が心地いいと感じる瞬間
  • 一番時間を使っていること
  • 見直せる時間配分
  • 過ごし方の本音

どこに不満を感じているのかが分かるようになります。

②理想の1日の過ごし方をを考える

次に、「理想の1日」を想像しながら書き出してみます。

ここでは存分に理想を書き出してみてください。

もし想像ができない場合は、下記の例を真似たり、Youtubeなどでロールモデルを探すのも◎

考えるポイント
  • どんな時間の使い方をしたい?
  • 仕事のスタイルは?(フリーランス・会社員・副業ありなど)
  • どんな食事をしている?
  • 趣味やリラックスする時間は?
  • お金のことを考えなかったら?
例:理想の1日のスケジュール

6:00 朝日記を書きながら頭の中のモヤモヤを吐き出す
6:30 朝日を浴びながら、白湯を飲む
7:00 散歩しながら、その日の目標を考える
8:00 ゆっくり朝食(ヘルシーな料理)
9:00~16:00 フリーランスの仕事(カフェで作業)
16:00~18:00 読書 or 趣味の時間(運動も◎)
18:00 手作りの夕食
20:00 お風呂でリラックス
22:30 就寝

どうでしょうか?

なんとなくでも「落ち着いた1日」が過ごせるイメージができたかと思います。

ワクワクする方もいると思いますし、素敵だなと思う方もいるかもしれません。

「どんな生活を送りたいのか?」をイメージすることで、理想の暮らしがどんどん鮮明になってきます!

2.理想の場所を考えてみよう

理想の1日の流れが見えてきたら、「その暮らしをどこで送りたいか?」を考えていきます。

もちろん最初はイメージが湧かなくても大丈夫です。

あくまで「こんな場所だったらいいな」を考えてみましょう!

考えるポイント
  • 自然が多い場所?都会?はたまた中間くらい?
  • 海の近く?山の中?
  • 一軒家?マンション?
例:都会よりも静かな田舎のカフェで仕事がしたい
「自然が近くにある環境が理想」

このように、 自分の理想の過ごし方と相性のいい場所を見つけることが大切です。

もし自分の中で想像ができなかったら、ネットで検索してみたり、図書館でインテリアや景色の本を借りてみて読むのも効果的です!

おすすめはピンタレストです。例えば、「自然が近くにある家」と検索をすると、イメージ通りの写真を出してくれます。

良いと思ったものがあれば、スクショを取ってスマホでいつでも見れる状態にすると、さらにワクワクできますよ!

こんなところで「理想の1日」を過ごせたら、心地いいなというのを見つけてみましょう。

3.上手く書き出せない時は「心地いい瞬間」を考えよう

「理想の1日」や「理想の場所」と言われても、すぐに思い浮かばない人もいるかもしれません。

そんな時は、 「心地いい瞬間」 を考えるのがコツです。

というのも、暮らしというのは、あらゆる「コト」が組み合わさってできたものだから。

    例えば…

  • コーヒーを飲む時間が好き
  • キャンドルの灯りでリラックスするのが好き
  • 公園でのんびりするのが好き
  • 休日に行くカフェの時間が好き
  • 美味しいご飯を食べるのが好き

上記のように「暮らしの一コマ」を思い返してみましょう。

続いて、時間を考えてみます。

  • コーヒーを飲む時間が好き
    ⇨朝7時くらいかな?
  • キャンドルの灯りでリラックスするのが好き
    ⇨色々終わった後の21時くらいかな?
  • 公園でのんびりするのが好き
    ⇨朝食食べた後の10時くらいかな?
  • 休日に行くカフェの時間が好き
    ⇨開店すぐのお客さんが少ない8時くらいかな?
  • 美味しいご飯を食べるのが好き
    ⇨やることが終わった夜7時くらいかな?

これらの「点」を集めていくと、それがあなたの理想の暮らしをつくるヒントになります。

上記を理想の1日に当てはめてみると↯︎

ところどころ空いてますが、それでOKです!

なぜなら、わざわざ時間を埋める必要はないから。

時間にもゆとりがないといつか限界が来ます。しっかりゆとりを作ることも大切です。

自分が心地いいと思う瞬間を切り取り、理想の1日に書き出しましょう:)

4.一言で表現してみよう

最後に、「理想の暮らし」を一言でまとめることで、より明確になります。

そしてその一言でまとめたものを、下記のシートの一番上「理想の暮らし」に記入していきます。

考え方としては、以下の通りです。

「〇〇な場所で、〇〇しながら暮らしたい」
「〇〇な環境で、〇〇な生活を送りたい」

踏み込んで話をすると、この項目は「目標」ではなく「目的」です。

なので、〇〇年後には叶える!という数字で考える必要はありません。

実際に例を見てみましょう!

例:
海が近い街で、朝は波の音を聞きながらコーヒーを飲み、ゆったり仕事したい
夜景が見えるマンションで、ワインを飲みながら読書する時間を大切にしたい
自然に囲まれた田舎で、自給自足のスローライフを楽しみたい

といったように、一言でもなんとなくイメージがつきませんか?

こうすることで、後から見返しても自分が把握しやすいですし、ゴールが明確になります。

ここは焦らず、ゆっくり自分と向き合ってみてください☕️

考え方は以下の通り↯︎

  • どこで?
  • 何をして?
  • どんな過ごし方?
  • 周りに誰がいる?

またアイデアが出ない方向けに、下記の特典を用意してます。

この中から近いものを選んでも問題ありません!

ここで決めたからといって、生涯必ず達成しなければいけないというわけではないからです。

あくまで自分が向かうべきゴールを、今の段階で決めておくことが何よりも大切。

理想の暮らしをシートに書いたら、次のステップに進みましょう!

5.まとめと次のステップ

本記事で学んだこと
  • 「今の1日」と「理想の1日」を比較することで、理想の暮らしが見えてくる
  • 心地いい瞬間をつなげると、自分らしい暮らしが見えてくる
  • 一言で表現すると、より明確になる

ゴールを決めたことで、自分軸ができてきます!

次のステップ

次の記事では、「理想の暮らし」を50選まとめています。

「こんな暮らし方もワクワクするな!」と参考にしてみてください!