早速1章の「理想の暮らし」についてお話ししてきます:)

「理想の暮らし」を考えることは、ただの夢を語ることではなく、自分の人生の方向性を決める重要なステップです。

これが明確になると、日々の選択や行動が変わり、充実した毎日につながります。

しっかり読み込みながら、ワークで言語化をしていきましょう!

目的がないと、人生は「なんとなく」で過ぎてしまう

仕事も、生活も、「とりあえずやる」だけでは、満足感を得られにくいこともありますよね。

毎朝同じ時間に起きて、仕事の準備をして、同じ時間の電車に乗る…

「今のままでいいのか?」というモヤモヤは、目的が不明確だからです。

自分にとっての理想の暮らしを描くことで、「自分にとっての幸せ」が見えてきます。

また「社会の価値観」ではなく、「自分の価値観」に基づいた暮らしを考えることで、本当の満足感を得られることも。

他人と比べるのではなく、自分にとって大切なものを基準にできるため、「自分軸」もできてきます。

目標設定や習慣化の前提になる

よく「目標を決めよう!」「やりたいことリストを作ろう!」こういったことを聞いたことはないですか?

この目標や習慣=手段を決めるには、「どんな暮らしをしたいのか?」が明確であることが必要です。

例えば「習慣を変えたい」と思っても、方向性が定まっていないと続きません。

例1:毎日仕事が淡々と過ぎるAさん

Aさんは、毎日会社に行き、仕事をこなして帰るだけの生活。

休日は疲れてスマホをいじるだけで終わることが多い。

「このままでいいのか…?」という漠然とした不安を抱えている
→ もしAさんが「理想の暮らし」を明確にできれば…

例えば「仕事終わりにカフェで本を読む生活がしたい」と理想の暮らし方に気づけば、それを叶えるための行動が取れるようになります。

毎週金曜日はカフェに寄って30分読書する」などの小さな習慣が生まれ、生活が変わり始めます。

例2:朝の時間を変えたことで人生が変わったBさん

Bさんは、以前は朝ギリギリまで寝ていて、バタバタと仕事に向かう生活でした。

しかし、「理想の暮らし」を考えたことで、「朝をゆっくり自分のために使える生活がしたい」と思うように
→ 実践した結果…

朝起きてから「白湯」や「朝日記」など、自分がやるべきことがわかり、1日がスムーズに進むように。

生活全体の満足度が上がり、仕事にも前向きに挑戦できるようになった。


人生をマラソンに置き換えると、ゴール=理想の暮らしがないと、永遠と走り続けなくてはいけません。

どんなに体力がある方でも、いつかは限界が来ます。

僕のようにキャパ小だとさらに早い段階で、バテてしまうんです。

そうならないためにも、自分にとっての理想の暮らしを決めることで、良い意味で人生が楽になってきます。

理想の暮らしがわかればいいけど…

とはいえ、理想の暮らしがパッと思いつかないかもしれません。

確かに、「理想の暮らし=ゴール」と言われても、今まで考えてない分、ハードルが高く感じているかも。

そういう場合は、「大きな理想」ではなく、「小さな心地よい瞬間」を考えてみるのがオススメです。

なぜかというと、暮らしは全て小さなことが組み合わさってできているからです。

例えば

「休日に好きなカフェで本を読む時間が心地いい」
「いつもより早く起きれた朝は気持ちがいいと感じる」
「愛犬と近くの公園に行くその何気ない瞬間が心地いい」
「洗ったばかりのベッドで寝たあの瞬間が心地いい」

こうした小さな心地よい瞬間は、誰しもあると思います。

繰り返しですが、理想の暮らしとは、この「小さな心地よい瞬間」が組み合わさってできたものです。

「幸せだと思うこと」となるとハードルが高いかもしれませんが、「心地よく感じた瞬間」なら出てきますよね?

まずは自身の「小さな心地よい瞬間」を考えていきましょう!

まとめ

「理想の暮らし」を考えることは、人生の方向性を決める重要なステップです。

  • 目的がないと「なんとなく」で時間が過ぎ、モヤモヤが生まれる
  • 理想を描くことで、自分にとって本当に大切なものが明確になる
  • 目標設定や習慣化の土台となるため、まずはここを固めることが重要
  • 「理想が分からない」場合は、小さな心地よい瞬間から考えると良い

次では、実際にワークを通して、理想の暮らしを考えていきましょう。