ここまで以下のことを学んで、実践してきました。

  • 収入>支出のバランスの大切さ
  • 貯金用口座で安定的に貯める
  • 自動化で無理せず貯める

ただ、これだけではお金は貯まりません。

なぜなら、現時点では「家計の見直し」をしていないから。

「お金を貯めたいのに、なぜか毎月ギリギリ…」
「気づいたら、今月も出費が多い…」

こう感じているなら、次に 「支出の見直し」 です。

「ムダな出費をカット」するだけで、目標で立てた金額がもっと早く達成できる可能性が増えます。

この記事では「無理なく続く支出の見直し術」 を紹介していきますので、どんどん貯めていきましょう。

① 「固定費」を削減する(最優先で見直すべき)

ムダな出費を減らすなら、まず「固定費」を見直すのが最優先です。

なぜなら…
  • 毎月発生する出費だから、1回見直せばずっと節約できる
  • 生活の質を落とさずに節約しやすい

1回見直すだけで、半自動的に、節約になるのはかなり大きいです。

とはいえ、何を見直せばいいか?に関しては以下にまとめました。


家賃:今の家は本当に適正?

11~12月や5~1月など安い時期に引っ越しもありです。

今の家が気に入っていない場合は、SUUMOなどを見てみることもいいでしょう。

もちろん理想の暮らしのために、「今は貯める」時期と決めている場合は、この項目はスルーしてください。


スマホ代:格安SIMに変更する

大手キャリアだと月々の金額が高いことがあります。

僕の場合、楽天モバイルを契約中ですが、月980円です。

これを基準にご自身の金額が高い場合は、見直しを検討しましょう。

仮に5000円減るだけでも、年間で6万円もお金が貯まるので、かなり大きな金額です。


サブスク:使ってないサービスは解約

例えば、以下のサービスです。

  • Netflix
  • U-NEXT
  • Disney+
  • Amazonプライム
  • Amazon Music Unlimited
  • Kindle Unlimited
  • Audible
  • Spotify
  • Apple Music
  • LINE MUSIC

ご自身が何のサブスクに入っているかわからない場合は、ネットで検索してみてください。

「iphone サブスクリプション 確認」「android サブスクリプション 確認」と検索すると確認方法がでてきます。

② 「変動費」を抑える(ムダ遣いを防ぐ習慣を作る)

次に、変動費を見直します。

変動費というのは、以下の通りです。

  • 食費
  • 水道光熱費(都市ガスが安い)
  • 交際費
  • 趣味(旅行や押し活など)

これらは固定費と違い、毎月必要なお金が変化します。

水道光熱費も夏と冬では違うように、変化するお金を変動費と言います。

ここで重要なのは、「ムダな出費だけをカット」することです。

なぜなら、過度な節約に走ると、そもそも生活が苦しくなるから。

あくまで「理想の暮らし」は頭に入れながら、見直していきましょう!

変動費に関わる「食費」について

特に食費は、最近物価の高騰で家計にダメージがありますよね。

僕は食費の習慣を下記に変えたおかげで、毎月2万円で収まっています。

食費を減らす3つの方法
  • 1週間5000円と決める
  • 1週間に1回まとめて買い物
  • 買い物前に献立を決めておく
  • 日用品も5000円以内で購入

たまにお菓子や惣菜を買うこともありますが、それでもこの金額で収めることができています。

特に大事なのは「献立」を決めておくことです。

これによって、なんとなく買いがなくなり、無駄遣いが減ります。

変動費に関わる「趣味」について

趣味は、物をたくさん必要とするものもあるかと思います。

推し活グッズは「環境編:片付け術」で解説している通りに、実践することで見直しができていきます。

物を所有するということは、同等にお金も消費しているという実態を知らなくてはいけません。

なので、僕は以下の通りに物を減らし、お金を増やしました。

趣味代の見直し
  • ライブグッズは買う物を決めておく
  • 過去のグッズは手放す
  • 特別な時にお金を出す

ただ、趣味は「理想の暮らし」に必要かもしれません。

ここはご自身の「収入>支出のバランス」を今一度考えながら、見直していきましょう。

③ 「サイレント支出」をチェックする(気づかない出費)

「何に使ったかわからないのに、お金が減ってる…」

という人は「サイレント支出」に要注意です。

サイレント支出とは?
  • 毎日買うカフェのコーヒー
    →1杯500円 × 20日=月1万円!)
  • アプリやオンラインサービスの月額課金
    実は使ってない
  • ATMの手数料
    1回220円 × 5回=月1100円

こういった何気ないお金が積もりに積もってる可能性があります。

ここでは③について、手数料をなるべく払わずにお金を引き落とす方法を紹介していきます。

ATM活用法

1.1ヶ月で必要なお金を一度に引き落とす

ちょこちょこ引き落としていると、その分手数料の額が増えます。

1回だけで見たら、220円だとしても、10回引き落とせば2,200円です。

ここまで実践していれば、「毎月の必要な生活費」がわかっているはずです。

なので、その生活費で「現金」で必要なもののみ引き落としましょう。

そして給料日前に残ったお金は口座に戻すなど、必要以上の支出を増やさないことが大切です。


2.ネット銀行を使う

僕が使っている楽天銀行なら、コンビニATMでも手数料がかかりません。

「月に3回まで」という制限はありますが、上記の通り、事前に必要な生活費がわかっていれば1回で済むため、手数料が無料になります。

ネット銀行の手続きは、わざわざ窓口に行く必要もなく、お持ちのスマホやパソコンで楽にできるので、この機会に乗り換えてみてもいいかもしれません。

まとめ:ムダな出費を減らして、貯金を加速させよう

  • 「固定費」を優先して見直す
    →家賃・スマホ・サブスク・保険など
  • 「変動費」はムダな出費だけをカット
    →食費・交際費・趣味など
  • 「サイレント支出」に注意
    →ATM手数料・カフェ代・不要な課金

チリも積もれば山となる…ということわざがある通り、小さな支出こそ見直すべきです。

特に固定費に関しては、見直さない限り「半永久的」に払い続けないといけません。

もし月々1万円でも減らせば、年で12万円も貯めることができます。

12万円あれば、行きたかった旅行にもいけますよね。

しっかり見直して、理想の暮らしにどんどん近づいていきましょう!

次のページでは、実践編です。