繰り返しになりますが、あくまで「理想の暮らし」を前提とした内容となります。
ご自身の理想の暮らしには、「誰がいるか」を意識することで、関わりを見直すことができます。
ちなみにむやみやたらに人と距離を置くことではありません。
理想の暮らしを想像しながら、人間関係を考えていきましょう。
① 「エネルギーを奪う人」と距離を置く
人間関係には、大きく分けて「エネルギーを与えてくれる人」と「エネルギーを奪う人」がいます。
一時期、「ギバー(giver)」と「テイカー(taker)」というのが流行りましたが、まさに同じことです。
気づかないうちに、あなたの時間や気力を消耗させている人がいないでしょうか?
- ネガティブな話ばかりする
→愚痴・文句・悪口が多い人 - いつも自分の話ばかり
→あなたの話を聞いてくれない - 何かと批判や否定をしてくる
→「それはダメだよ」とすぐ否定 - 頼みごとばかりで、自分は何もしない
→一方的に利用されている感覚
例えば、こんな経験はありませんか?
✔仕事終わり、クタクタなのに長電話で愚痴を聞かされる
✔会うたびにマウントを取られて、自己肯定感が下がる
✔「〇〇してくれない?」と頼みごとばかりされる
こうした関係が続くと、無意識のうちにストレスが溜まり、自分の大切な時間が削られてしまいます。
厳しいお話になりますが、あなたが目指してる暮らしの先にその人は必要でしょうか?
きっとNOだと思います。
本来ならその「エネルギーを奪う人」との時間がなければ、大切な人たち(家族や友人)との時間に使えたはずです。
僕もよく目的を見失うことが多かったのですが、そこは思い切ってやめました。
その時の実践したことをまとめると⇣
- 「距離を置く」と決めるだけでもOK(必ずしも絶縁しなくてもいい)
- 物理的な距離をとる(会う回数を減らす、返信を遅くする)
- 「最近忙しくて」と自然にフェードアウトする
- 「この人と会った後、どう感じる?」を意識する
→スッキリする?疲れる? - 「会う回数を減らすリスト」を作る
→頻度を意識するだけでも変わる - 「今は関係を整理する時期」と割り切る
→罪悪感を持たず、自分を守るための行動
② 本当に大切な人との時間を増やす
人間関係は「量」ではなく「質」が大切です。
冷たく感じるかもしれませんが、「自分と大切な人たちを守るため」にも大切なことなんです。
心から信頼できない人が多い状態と心から信頼できる人が数人いる場合、どちらがいいでしょうか?
- 会うと元気になれる人
- 悩みを話せる人、相談できる人
- 価値観を尊重し合える人
- 一緒にいて気を使わなくていい人
例えば、「仕事でミスをしたとき、あなたを責めずに励ましてくれる人」。
こういう人がそばにいるだけで、人生はグッと豊かになります。
- 「大切な人リスト」を作る
→書き出すことで優先度が明確に - 意識的に時間を作る
→定期的に連絡する、会う - 「また今度」ではなく、具体的な日程を決める
③ SNSやオンラインの人間関係も見直す
SNSは便利ですが、気づかないうちに「疲れる人間関係」になっていることもあります。
これは言い換えると「スマホとの向き合い方」でもあります。
例えば、こんな経験はありませんか?
- インスタを見るたびに、人と比べて落ち込む
- SNSで誰かの投稿を見て、無理に付き合いを続ける
- 「いいね」を押さなきゃ…と義務感を感じる
ちなみに僕はこういったのが嫌で、個人アカウントを持ったことがありません。
ただ大半の方は、SNSアカウントを持ったことがあるでしょう。
なので、自分にとって心地よい環境をネット上でも作る方法を紹介します。
✔見ていて疲れるアカウント
✔見ていて比べてしまう
✔見ていて苦しくなる
- 「1日30分SNSデトックス」をしてみる
- 「情報収集用のアカウント」を作る
- 「SNSを開く回数を1日3回にする」などルールを決める
特に「別アカウント」を作るのも効果的です。
自分が「お金のことを知る」ためのアカウントのように、分けておくと不要な情報が勝手にカットされます!
大切なものを当たり前に大切にする
人付き合いは「時間」を使います。
今まであなたを肯定してくれた人、大切にしてくれた人、思い返せば1人はいるかもしれません。
その人たちを大切にせず、あなたを傷つける人に時間を使うのはもったいないです。
ちなみに「周りの平均があなた」という言葉もあります。
自分がいる環境に誰がいますか?
自分がもし今否定的なら、周りに同じような人がいませんか?
この記事を何度も見返して、じっくり向き合っていきましょう。
まとめ:人間関係を整理して、自分を大切にする
- エネルギーを奪う人とは距離を置く
- 本当に大切な人との時間を増やす
- SNSのつながりも見直し、心地よい環境を作る
人間関係を見直すことは、「自分を大切にする」ことにつながります。
まずは、小さな一歩から。
できることから始めて、自分と大切な人たちとの時間を増やしていきましょう。