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ミニマリストのaimです。

僕がかつて浪費家だった頃、特に無駄遣いが多かった場所があります。

それが、キッチンでした。

「料理が趣味になれば人生が変わるかも」
「これさえあれば時短できるかも」

という期待を込めて、使わないキッチングッズをどんどん買い集めていました。

結果、戸棚はパンクし、コンロ周りはゴチャゴチャ。

料理へのモチベーションは下がるばかりでした。

記事の信頼性

以前は、安いものや流行りのキッチングッズに飛びつき、部屋だけでなく台所も心も荒んでいました。

しかし、今は本当に必要な数点だけで料理を楽しんでいます。

この記事では、僕が買った「無駄遣いの象徴」だったキッチングッズの失敗談と、「理想の暮らし」から逆算して本当に必要なものだけを残すための考え方をお話しします。

キッチンは、断捨離の最初の場所として最もおすすめです。

なぜなら、無駄なキッチングッズを手放すことで、「時間」「お金」「健康」という3つの大切なものが手に入るからです。

なぜキッチングッズは「無駄遣い」の温床になるのか?

なぜキッチングッズは「無駄遣い」の温床になるのか?

キッチン用品は、小さな浪費の積み重ねで、気づかないうちに大きなスペースと金銭を奪っていきます。

僕が浪費していた頃、キッチングッズに手を出していた原因は、主に下記の2つでした。

  • 未来の自分への過度な期待
  • 「安いからいいや」の罠

1-1. 未来の自分への過度な期待

「これさえあれば、毎日手の込んだ料理ができるようになる」という、未来の理想の自分に期待をかけすぎていました。

僕が買って後悔したもの
微塵切りカッター

手の込んだ料理を作るつもりで買いましたが、実際は出すのが面倒で、結局使わずに戸棚の奥で眠っていました。

製菓道具セット

「お菓子作りを趣味にしよう」と意気込みましたが、一度も使わず終わりました。

これらは、料理をする「行動」を買ったのではなく、「料理ができる自分」というイメージを買うための道具だったんです。

1-2. 「安いからいいや」の罠

100円ショップや雑貨屋で、「これは便利そう」「安いから失敗してもいいか」という理由で、小さな調理器具を次々に買ってしまいました。

  • 小さな無駄が積み重なる:
    一個数百円でも、それが何十個にもなると、結構な金額になります。そして、ほとんどが一度も使われませんでした。
  • 収納スペースの圧迫:
    安いモノほど、収納場所も適当になりがちです。結果、戸棚の中がごちゃごちゃになり、本当に必要なモノまで取り出しにくくなる悪循環を生みました。

これは、前回の記事でお話しした「無意識の習慣」の一つ。ストレスを解消するために、安易に手を出せる場所がキッチンだったんです。

逆算思考で決める「捨てるべきキッチングッズ」の基準

逆算思考で決める「捨てるべきキッチングッズ」の基準

浪費をやめるために、僕は「理想の暮らし」から逆算して、キッチングッズの断捨離ルールを決めました。

僕の理想の暮らしは、「お金の心配がなく、心身ともに健康であること」。これを邪魔するモノは、問答無用で手放す対象です。

2-1. 使う頻度ではなく「理想の暮らし」から判断する

「断捨離=一年使わなかったら捨てる」というルールは、キッチンでは少し不十分です。

僕が使った独自の基準は、「このモノが、理想の暮らしに貢献しているか?」です。

捨てるべきキッチングッズの基準
「複雑な手順」を要求するか?
→使うのが面倒なモノは、「時間泥棒」です。シンプルな暮らしを阻むモノは手放します。
「妥協の象徴」ではないか?
→安さだけで買ったモノは、「偽りの満足感」の象徴です。本当に愛せる一品だけを残します。
「罪悪感」を生むか?
→結局使っていないモノは、見るたびに「自分はダメだ」という罪悪感を生みます。心の健康を阻むモノはすぐに手放します。

2-2. 僕が手放して大正解だった「無駄の象徴」

この基準で、僕は多くのキッチングッズを手放しました。

特に手放して良かったのは、以下の3点です。

  • 場所を取る季節限定の食器
  • 多機能すぎる調理器具
  • 半端な保存容器

手放したことで、戸棚はガラリと空き、料理をするたびに心が軽くなるのを感じました。

キッチンの断捨離がもたらした3つのメリット

キッチンの断捨離がもたらした3つのメリット

キッチンの断捨離は、他の場所の断捨離よりも、即効性のある大きなギフトをくれました。

メリット①:お金が貯まる

キッチンのモノは、「使いきれない食材の浪費」と直結しています。

キッチンの断捨離でお金が貯まった理由
食材の見える化:

冷蔵庫が整理され、何があるかがすぐにわかるようになり、二重買いや食材の廃棄が激減しました。

外食の減少:

キッチンが使いやすくなったことで、料理へのモチベーションが上がり、無駄な外食が減りました。

メリット②:健康になる

心が疲弊していた頃は、コンビニの食事や外食に頼り、食生活が乱れていました。

キッチンが片付いたことで、「自分のために料理をする時間」を確保できるようになりました。

これは、僕の心身の回復に大きく貢献してくれました。

メリット③:心の余裕が生まれる

キッチンは、毎日必ず使う場所です。

その場所が「無駄なモノ」から「本当に必要なモノ」だけになることで、日々の生活における「小さなイライラ」がなくなりました。

心が平和になることで、イラストを描く集中力も増していきました。

キッチンの整理は、人生の再出発に繋がる

キッチンの整理は、人生の再出発に繋がる

僕が浪費から脱却し、「理想の暮らし」に近づくことができたのは、キッチンの断捨離で得た成功体験が大きいです。

モノが減ると、「お金の無駄遣い」も「健康の無駄遣い」もなくなります。

キッチンがすっきり整うことは、あなたの人生の再出発を後押ししてくれます。

ぜひ、勇気を出して、一つでも二つでも「無駄の象徴」を処分してみてください。

この成功体験を積み重ねることが、「理想の暮らし」へ逆算するための確かな自信に繋がります。